会社設立

新たに会社を設立する場合、大きく分けて3つのステップがあります。

１．定款の作成
　　定款とは、会社の組織や運営に関する基本的ルールです。定款では、商号や目的など必ず記載しなければならない
　　事項（絶対的記載事項）が法律で決められています。会社設立時には発起人全員で定款を作成し、発起人全員が定
　　款に署名（または記名）・押印します。設立時の定款は、会社の本店所在地の都道府県にある公証役場で公証人の
　　認証を受けなければ効力を生じません。定款の認証が終われば、公証人は、定款の末尾に定款を認証したことの証
　　明分を添付してくれます。

２．出資金の払い込み
　　定款の認証が終わると、次に出資金の払い込みになります。具体的には、各出資者が発起人代表の個人口座に振り
　　込んで行います。出資者全員の振込みが完了すれば、その払い込みが記録された銀行通帳のコピーを用意して、代
　　表取締役の証明と一緒に綴じて「払い込みがあったことを証する書面」という証明書を作成します。

３．設立登記
　　最後に、本店所在地を管轄する法務局に登記書類を持っていき登記申請を行います。この登記申請をした日が会社
　　の設立日となります。

上記手続きは、もちろんお客さまご自身で行うことができますが、何度も役所に足を運ぶ煩わしい手続きになりますので、当事務所にお任せいただければと思います。